おはようございます。
山梨県甲府市にある頭痛専門とき整体院の青山光希です。
頭痛になると頭痛薬を服用するのが一般的な流れだと思います。ただこの薬というのはやはり体にとっては異物であり、どんな鎮痛剤でも副作用がありますので肝臓や腎臓にどうしても負担がかかります。また人体には同じ薬を飲み続ければより早く異物を解毒し排出しようとする働きが生まれ、耐性がついて頭痛薬が効かなくなってくるのです。そのため長期間飲み続けていくと薬を服用する頻度が増えていってしまうのです。
その中で最も気をつけないといけない薬が頭痛薬として服用している解熱鎮痛剤です。様々な種類がありますが解熱剤の種類はNSAIDs系という種類が多く痛みや炎症を強くさせるプロスタグランジンの生成を抑える作用に優れていますが、このプログラスタンジンには血管を拡張させる働きもあります。そのため生成を抑えることで血管の拡張がしにくく血圧が高くなってしまうこともあるのです。また頭痛薬の飲み方の一つとして痛みが出るのがつらいから痛くなる前に飲もうとしてしまうことがあります。それが結果的に「薬物乱用頭痛」になってしまい多くの人が悩む症状です。これは頭痛薬の服用が習慣になることで起こる症状です。多くの鎮痛剤を飲む頻度が1ヶ月に10〜15日以上になる生活を3ヶ月以上続けていると薬物乱用頭痛を引き起こします。
またその中でも特に薬物乱用頭痛を引き起こしやすいのが、鎮痛作用を持つ成分以外も配合された複合鎮痛薬というものです。成分的に要注意なのが、無水カフェインやブロムワレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素が配合されているのは薬物乱用頭痛を引き起こしやすいです。また偏頭痛の処方薬として出されるトリプタン系やエルゴタミン剤も薬物乱用頭痛になるので注意が必要です。というように頭痛薬や鎮痛剤はタイミングよく適所で服用すると効果を発揮してくれますがそのタイミングを間違えると自分自身に特大のブーメランのように跳ね返ってきますので鎮痛剤はくれぐれも注意が必要です。
頭痛でお悩みの方は山梨県甲府市の頭痛専門とき整体院までご相談ください。