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57.頭痛と気象病

こんにちは。

山梨県甲府市の頭痛専門とき整体院の青山光希です。

 

本日来院された新規患者様が天気が悪いと必ず頭痛になるとのお悩みの女性でしたので今日は天気が悪い日に出る『気象病』についてお話させていただきます。

 

低気圧の時や雨の日はどうも調子が悪いなと感じる人はいませんか? これが「気象病」という症状です。 気象病とは天気の変化によって引き起こされる何らかの身体的・精神的な不調のことを言います。 そして気象病の症状には大きく分けて以下の2種類があります。 ①めまい、吐き気、肩こり、イライラ、情緒不安定などのように突然発生する症状(不定愁訴) ②偏頭痛・関節痛・古傷の痛みの再発などのように、もともと持っていた持病が悪化して現れる症状です。 気象病の中でも②のように頭痛などの特に痛みを伴うものを「天気痛」と呼ぶこともあります。 気象病のメカニズムは完全に解明されていませんが発症には大気の気圧が大きく関係していると考えられています。 梅雨や台風、豪雨などの「悪天候」で低気圧が来ると気圧が大きく変化します。すると、体内で気圧を感じるセンサーである「内耳」が脳に信号を送り自律神経が活性化します。 敏感な人はこのセンサーが敏感な傾向があり、一般の人が感じないような少しの気圧の変化でも過剰に自律神経が活性化してしまうことがあるのです。 気圧の変化で活性化した自律神経は、痛みの神経を直接刺激したり、血管を過剰に拡張・収縮させて周りの神経を刺激したりしてしまい、さまざまな症状を発生させてしまいます。

 

気圧のほかにも湿度や温度の変化が自律神経に影響し、体の不調として現れることもあります。 気象病についてはまだはっきりわかっていないことも多いですが珍しい症状ではなく、全人口の約10%の人が苦しんでいるとも言われています。 そんなツラい気象病を防ぐ為に以下の方法があります。【生活環境を整える】暑すぎず寒すぎない温度設定(26〜28度) 湿度の高さもバテの原因になるので除湿器を稼働させるのも大切です。【食べ物を整える】旬の物を食べるのが大事と東洋医学では言われています。【適度な運動】梅雨は体に熱をためやすい時期です。そのため脂肪や筋肉量が多い人は特に注意が必要になります。体外に熱を逃しにくくなり、熱中症にもなりやすいです。体に溜め込まないためにも、適度な運動をして体を動かすことが大切です。【耳をほぐす】先ほどお伝えしたように「気象病」は耳の神経と深く関係しています。そのため耳たぶを伸ばしたり、回したりとほぐすと、耳周りの血流やリンパが安定し、内耳への影響が受けにくくなります。【お風呂は湯船に少しでも浸かる】この時期は暑かったり、一人暮らしをしているとシャワーで済ませてしまいますよね。そこを少しでも良いので湯船に浸かると、副交感神経にスムーズにスイッチが入り、体の疲れが取れやすくなります。

 

気象で頭痛が起こる方は山梨県甲府市の頭痛専門とき整体院までご相談ください。

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